健康

アルコール依存の危険性 お酒の辞め方を知る お酒は百薬の長ではない!

こんにちは!ピノキオ(@LifePinokio)です!

皆さんはお酒好きですか?

私は、同期と毎週飲みに行ったり、疲れた日に晩酌したり、するくらいお酒が好きです。

しかし、この動画をみて、「知識がないことほど怖いものは無いな」と思いました。

紹介されている本がこちらです。

「お酒は少し飲む方が健康にいい」という考えが巷にありますが、著者はキッパリと「肉体的には『飲酒のメリット』も『禁酒のデメリット』もない」と断言しています。つまり、アルコールは健康に悪いということです。

結論から言うと、

お酒は、嗜好品ではなく、百薬の長ではなく、今ギリギリ合法であるだけの、健康被害の最大のリスク要因とWHOから目されている危険な薬物です。

少量なら身体に良いと思ってた、そう思っている方も多いと思います。

しかし、それは間違いなんです。

仕事のストレス、コロナの影響で外で飲めない、そんな中で、ついついお酒を飲みすぎてしまう方も多いと思います。

ピノキオ
私もその1人です。

この記事でわかること

  • お酒は百薬の長は嘘なのか?
  • お酒を飲むことで身体に与える影響
  • やめるべき理由
  • 依存症かも?あなたはどのレベルか危険度チェック
  • どうやってやめるか(禁酒ではなく断酒)

お酒はやめた方がいいことは間違いありません。

しかし、どうしても飲みたい日もあると思います。

今回紹介する情報を知っておくだけでも、飲む量に気をつけるようになったり、健康を意識するようになると思います。

まずは「減酒」からやっていきましょう!

是非最後までみていってください!

この機会にお酒を飲み方を見直してみてはいかがでしょうか?

お酒について

お酒は、嗜好品?食品?薬物?どれだと思いますか?

答えはいずれ分かります。

お酒の正体は「アルコール」。

ビールやワイン、日本酒にほんしゅなど、なかにはじつにたくさんの種類しゅるいのおさけがあります。これらのおさけ共通きょうつうすることは、「アルコール」という成分せいぶんはいっていることです。

「お酒は百薬の長」は嘘?

「お酒は適量飲む分には体にいい」と聞いたことありませんか?

私は、そんな言葉を信じて、風邪を引いた日に、アルコールで消毒してやる!

みたいな感じで飲んでいる時期もありました。今はしてませんよ(笑)

そもそも「酒は百薬の長」という言葉自体は、中国の「漢書・食貨志下」で、漢を簒奪した王莽の言葉と言われており、約2000年前から伝わってきた考え方です。

その当時、皇帝が酒税を取るためにこの言葉を広めたとも言われています。

そんな「酒は百薬の長」と言う言葉ですが、信じないでください!飲まない方が良いです!

2018年に発表された論文では、少量飲酒のリスクを指摘する論文が相次いで発表されました。

1つは日経Goodayでも紹介していますが、医学雑誌Lancet(ランセット)誌に20184月に掲載された英ケンブリッジ大学などの研究では、「死亡リスクを高めない飲酒量は、純アルコールに換算して週に100gが上限」という報告があります。

もう1つの論文もLancet誌に同年8月に掲載されたもので、「195の国と地域で23のリスクを検証した結果、健康への悪影響を最小化するなら飲酒量はゼロがいい」と結論づけています。

アルコールは合法の薬物

アルコールは、麻薬・覚せい剤・タバコ・睡眠薬などと同じく、依存性のある薬物の一種です。

ニコチンよりもアルコールの方が依存性が高いと言われるほどです!

紹介した中田さんの動画を見て思ったのは、自分自身もアルコール依存症予備軍だということが分かりました。

この本では、習慣的に飲酒する人はアルコール依存症予備軍と書いてあります。

日本のアルコール依存症者の数はおよそ100万人ですが(厚生労働省調べ)」、「アルコール依存症疑い」(約300万人)と「問題飲酒者」(約600万人)を合わせた「依存症予備軍」は推計900万人です。

また、これに「生活習慣病のリスクを高める飲酒者」(約1000万人)を含めた約1900万人もの人が、「ハイリスク飲酒者」です。

依存者数が多いのに、日本が規制しない理由としては、多分、税収確保の面が強いでしょう。

アルコール摂取は習慣性が強いので、税金収入は国にとって確実ですからね。

健康障害で最大のリスク要因

WHO(世界保健機関)でもアルコールは発がん性物質であり、健康障害で最大のリスク要因の一つと完全に発表しています。

依存性が高い、お酒ですが、海外では規制を始めている国もあります。

日本人がよくやってしまう、海外でのお酒に関するトラブルが「公共の場での飲酒」です。

日本ではバーベキューやお花見をする時、公園や河原にシートを広げてお酒を飲んだりすると思います。

しかし、日本以外の多くの国では公共の場で飲酒すること自体が規制対象になっているんです!お酒を飲みながら外を歩いたりすることも当然NGです。年齢に関係なく違法行為として罰せられます。

また、たとえ飲んでいなかったとしても、未開封のビール缶を持って歩いたりすることも禁じられています。

これから、日本もアルコールの規制のレベルが上がる可能性がありますね。

テレビでお酒を飲む番組や、CMが消えるかもしれません。

 

タバコは、WHO「たばこ規制枠組条約」について、健康被害の大きいたばこの消費を減らそうと、WHOはたばこの広告や販売を規制する「たばこ規制枠組条約」を採択したこともあり、

タバコのCMは無くなったし、段々と喫煙する場所も減っていますよね。

 

アルコールは、今は、合法の薬物であることを覚えておいてください!

お酒をやめるべき理由

①睡眠に大きな影響を与える

お酒を飲んで寝るとしばらくは、アルコールの分解時に発生するアセトアルデヒドの影響で、レム睡眠(体は休んでいても、脳が活発に動いている状態)が抑えられます。

しかし、その反動で睡眠の後半にはレム睡眠が増加するため、浅い眠りが続き、中途覚醒を招くというわけです。

夜は、副交感神経を優位にして、リラックスするようになっているが、アセトアルデヒドが原因で興奮状態になってしまうんです。

そして、利尿作用により、夜中目が覚めたりすることで、睡眠の質が低下します。

②体重が増える

アセトアルデヒドは活性酸素を介して肝細胞を傷つけ、さらには脂肪の分解を抑制し、肝臓に中性脂肪の蓄積を促します

そのため、長期の過剰飲酒は、まず脂肪肝を招き、多くのトラブルにつながります。

アルコールにもカロリーがあります。

・ウイスキー シングル(約30ml)……約70kcal
・ワイン グラス1杯(約100ml)……約70kcal
・チューハイ・カクテル 1缶(約350ml)……約90〜200kcal
・ビール 中ジョッキ1杯(約500ml)……約200kcal
・日本酒 1合(約180ml)……約200kcal

歳をとると同時に、代謝が悪くなり、痩せにくくなっていく中で、お酒を飲んでいる人はそりゃ太りますよね、

おそらく、私が就職してお酒を飲むことが増え、体重が増加したのも納得です。

カロリーがあるものを、1食分のご飯と一緒に飲んでるんですから、そりゃ太りますよね。

そして、お酒を飲むと、味覚が鈍ってしまいます。そのため薄味のものでは美味しいと感じることができ無くなり、味の濃い食べ物を食べてしまうというサイクルが生まれます。

味の濃い食べ物は、基本的に高カロリーなものが多いため、1日の摂取カロリーを大幅に超えてしまう原因となります。

③老化

老化もアセトアルデヒドが影響しています。

アルコールは肝臓にダメージを与えます。

肝臓は肌の機能と密接に関わっているので、肝臓が痛んでしまうと脱水症状、炎症、ニキビ、早期老化、変色などで肌に直接現れます。

また、アルコールが体に入ると利尿作用で水分がどんどん奪われ、 肌も水分不足でカサカサになり、そのため肌荒れしやすくなります。

禁酒することでこれらのリスクを免れることができると同時に肌の潤いを保つことができます。

④重病になる

アセトアルデヒドは、細胞のDNAに傷をつける = 癌になる

アルコールと分解産物であるアセトアルデヒドには発がん性があります。このふたつを分解する酵素の働きが弱い人は口腔・咽頭・食道の発癌リスクが特に高くなります。

お酒は飲めば飲むほど、依存度と耐性が上がるので病気のリスクがどんどん高まります。

そして、過剰な飲酒でまず問題になるのは、中性脂肪が肝臓に蓄積する脂肪肝です。この脂肪肝が慢性的に続いた状態でアルコールを大量に摂取すると、肝細胞に炎症が広がったり、アルコールを分解する際に生じる活性酸素などが細胞を破壊し、次の様な段階を経て、深刻な肝障害へと進みます。

●アルコール性脂肪肝
中性脂肪が過剰にたまり、肝臓が全体的に肥大する。進行すると疲れやすいなどの症状が現れる。
●アルコール性肝線維症
脂肪肝を改善せずに飲酒を続けると、広範囲にわたって細胞に炎症が起こり、線維が沈着する。疲労感、体重減少、食欲不振などを引き起こす。
●肝硬変
炎症が持続すると線維の沈着がさらに増え、肝循環の悪化が進む。進行すると黄疸、腹水などが発生する。肝がんのリスクも格段に高くなる。

アルコール依存症になりやすいタイプ

依存症の人は「ルーズ」「だらしない」というイメージが強いです。しかし、「ルーズ」で「だらしない」から、依存症になるわけではありません。

頑固、完璧主義、優等生、ハマり症

の人はアルコール依存症になりやすいタイプです。

頑固な人

人のアドバイスを聞かないで、自分を信じるタイプなので、自分の考えに絶対的な自信を持っているから、頑固な人は自分の考えを決して変えません。周りの意見は間違っていて、自分の意見こそが正しいと信じているのです。

なので、自分のことを依存症だと思いたくなかったり、他の人に「飲み過ぎだよ!」「酒やめた方がいいよ!」と言われても、融通が効かないため、突き進んでしまいます。

俺は大丈夫!!と言う考えがあるので、なかなかお酒を辞めることができません。

完璧主義者

ストレスがすごい、人のミスが気になったりして、ストレスが溜まり、酒を飲む

真面目で几帳面で責任感のある完璧主義者の人は、仕事も決して手を抜かず、上手に休息をとるのが苦手です。そして、人に迷惑をかけたくないので、仕事や責任、ストレスを自分1人で抱えてしまいがちです。

なので、ストレスを発散するため、お酒に逃げることが多いそうです。

そういった人ほど依存症だけでなくうつ病リスクも高いので注意してください。

優等生、良い人

常に気配りをしているので、ストレスが溜まります。

優等生、良い人は、いろんなことを言われたり、言いたいことを我慢したり、我慢したりすることが多いんです。

そして、ストレスを発散するため、お酒に逃げることが多いそうです。

ハマり症

一個のことにどハマりしてしまう人も注意です。

お酒を飲んで快感を味わうと、どハマりして辞められなくなる可能性があります。

 

 

みなさんが思っているような、「だらしない人」「ちゃらんぽらんな人」が依存症になりやすいのではなく、

アルコール依存症は、能力の高い人に多いんです。

アルコール依存症の兆候

こんな人はアルコール依存症の可能性があります。

①、朝、昼から飲みたくなる 

 → 気づいたら飲んでいる

②、お酒を飲まないとやることがないと感じている 

 → 気づかす依存しているから、お酒を飲まないと大きな楽しみがないと感じている

③、喪失感を感じる 

 → やめろと言れると、イライラし怒ってしまう

④、罪悪感を抱き出したらやばい 

 → 気持ちではわかってえるが、身体がいうことを聞かない

私はまあまあ当てはまっていました。(1、2、4が当てはまっていました。)

今は、自分のやりたいこと、生きがいを見つけたことで、お酒を飲みたい!!と感じることが減りました。

 

当てはまる方、いるんじゃないでしょうか?

このような損失感の原因は「ドーパミン」です!

努力し、結果を出せた時のドーパミンとは違い、薬物は簡単にドーパミンが出るのでとても危険な物なのです。

お酒を辞める方法

①やめると宣言する

宣言することで、誘われることが少なくなるし、断りやすくなります。

それと、協力してくれる仲間ができることで、それが力になり、辞めることができます。

SNSで仲間を募集するのも全然ありです!

禁酒と断酒

  • 禁酒→1人で止めようとすること
  • 断酒→みんなに頼りながらやめること

注意して欲しいのは、孤独に頑張ることはNG

仲間と、励まし合いながら頑張りましょう。

②記録を取る

何月何日からやめた、目覚めが良い、肌が調子良いなど、と記録すると、お酒をやめてよくなったことをより実感でき、自分の中にいいものを巡らせるようになる。

いつからやめたか、はっきりすることが大事!

  • 一番きついのが2週間。
  • 90日間で、習慣を完全にできる。

まとめ

お酒は飲み過ぎなければ、身体に良いものだと思っていたので、今回このような情報を発信してくれた、中田さん、著者の垣渕洋一さんに感謝したいと思います。

この情報を発信し、少しでも多くの誰かの役に立てればいいなと思います。

現状日本国内の大きな力で、税金や、売り上げが欲しい人の影響で、教育がしっかりされていないんです。

お酒が身体にもたらす影響を知り、まだお酒を飲んでいない、子供に教育することが、私たちがやるべきことだと思いました。

 

そして、依存症の人に、一番やってはいけないのは、説教です。

まずは、理解することが大事です。

優秀な人ほど、アルコール依存症になりやすいので、おそらく何か原因があって、そのような状態になっていると思うんです。

その人のことを理解し、ゆっくりでいいので改善していきましょう。

 

 

-健康

© 2023 Pinokio Blog Powered by AFFINGER5

Verified by MonsterInsights